療育コラム 『小学校に行ってから大丈夫かなあ?』入学前に身につけたい力とは

みなさま、こんにちは。長野県塩尻市、松本市で児童発達支援、放課後等デイサービス、保育所等訪問を運営している多機能型通所支援事業所リーノです。発達に特性をお持ちのお子様の家族に少しでも有益な情報をお届けするため、コラムを定期的に配信します。

「小学校に入学してから、ちゃんと授業を受けられるかな…」「お友達とうまく過ごせるだろうか…」と、不安を感じる保護者の方は少なくありません。特に発達に特性のあるお子さまの場合、就学前の準備がその後の学校生活に大きく影響します。

厚生労働省では、児童発達支援の目的の一つとして、集団生活への適応や日常生活に必要な力を育てることを掲げています。入学前に大切なのは、「勉強を先取りすること」ではなく、学校生活を安心して送るための土台を育てることです。

特に身につけておきたい力として、次のようなものがあります。

  • 人の話を最後まで聞く力
  • 気持ちを切り替える力
  • 順番を待つ力
  • 困ったときに「助けて」が言える力
  • 思い通りにならない場面で折り合いをつける力
  • お友達や先生とのコミュニケーションを楽しむ力

これらは、国語や算数と同じくらい、小学校生活を送るうえで大切な力です。

例えば、授業では「今は遊びではなく勉強の時間」と気持ちを切り替える場面がたくさんあります。また、友達との関わりの中では、自分の思いだけではなく相手の気持ちを考えたり、ルールを守ったりする経験が求められます。

こうした力は、一度に身につくものではありません。遊びや日常生活の中で成功体験を積み重ねながら、少しずつ育っていきます。

児童発達支援では、お子さま一人ひとりの発達段階に合わせて、個別療育と集団療育を組み合わせながら、社会性や感情のコントロール、コミュニケーション能力などを育む支援を行っています。就学後の環境を見据えた経験を積むことで、お子さまが自信を持って小学校生活をスタートできるようサポートしています。

リーノでは、「小学校へ行くこと」がゴールではなく、「小学校で楽しく生活できること」を目標に療育を行っています。就学について不安や心配がある方は、お子さまの現在の様子を一緒に整理しながら、今できる準備を考えていきます。どうぞお気軽にご相談ください。

多機能型通所支援事業所リーノ

作業療法士(管理者) 梅内 峰宏

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