療育コラム 「保育園や幼稚園との違いは?児童発達支援の役割」

みなさま、こんにちは。長野県塩尻市、松本市で児童発達支援、放課後等デイサービス、保育所等訪問を運営している多機能型通所支援事業所リーノです。発達に特性をお持ちのお子様の家族に少しでも有益な情報をお届けするため、コラムを定期的に配信します。

「保育園や幼稚園にも通っているけれど、児童発達支援にはどのような役割があるの?」というご質問をいただくことがあります。どちらもお子さまの成長を支える大切な場所ですが、それぞれ役割や目的が異なります。

厚生労働省では、児童発達支援を「障害のある未就学児に対して、日常生活における基本的な動作の指導、知識技能の付与、集団生活への適応のための支援を行う福祉サービス」と位置付けています。つまり、お子さま一人ひとりの発達特性に合わせた専門的な支援を行うことが大きな役割です。

保育園や幼稚園では、多くのお子さまと一緒に生活する中で、遊びや集団活動を通して成長を促します。一方、児童発達支援では、「言葉で気持ちを伝える」「順番を待つ」「活動を切り替える」「お友達との関わり方を学ぶ」など、お子さまが苦手としている部分に焦点を当て、発達段階に合わせた支援を行います。

リーノでは、5人程度の少人数グループに対して、3~4名の職員が支援にあたる体制を大切にしています。このような環境だからこそ、一人ひとりの表情や行動の変化を丁寧に見守り、その場で適切な声かけや支援を行うことができます。また、お子さまの成功体験を逃さず、その場でしっかりと褒めたり、必要に応じて個別にフォローしたりできることも、少人数療育ならではの大きな強みです。

さらに、児童発達支援は保育園や幼稚園と対立するものではなく、お互いに連携しながらお子さまの成長を支えていく存在です。リーノでは保育所等訪問支援も行っており、園を訪問して先生方と情報を共有し、お子さまが園生活をより過ごしやすくするための支援方法を一緒に考えています。

お子さまの成長には、「その子に合った環境」と「適切な関わり」がとても大切です。少人数で手厚い支援を受けながら成功体験を積み重ねることで、自信や社会性、生活する力が少しずつ育まれていきます。

リーノでは、お子さま一人ひとりの特性に寄り添い、ご家庭や園とも連携しながら支援を行っています。「園生活で気になることがある」「集団生活に不安がある」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。お子さまが安心して成長できる環境づくりを、一緒にサポートいたします。

注・・このコラムにおいて使用している画像は、当事業所とは関係のない画像を使用しています。

多機能型通所支援事業所リーノ

作業療法士(管理者) 梅内 峰宏

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